判例紹介

【バイク事故判例⑬】運転する原付バイクが停止車のタクシーのドアに衝突し、握力低下等(後遺障害14級)が残った33歳男性調理師のケース

(平成21年12月17日千葉地裁判決/出典:自保ジャーナル 1818号77頁等) 関係車両 バイク(原動機付自転車)vsタクシー(事業用普通乗用自動車)   事故の状況 T字路交差点手前で、前方を走行するタクシーが停車したので、原付バイクがその左側を通過しようとしたところ、タクシーが乗客を乗せようと、左後部の自動ドアを開けた為、ドアの側面が原付バイクの右側面に当たり、その反 続きを読む >>

【バイク事故判例㉛】バイクで交差点を右折後、駐車場から出てきた乗用車と衝突・転倒し、股関節等を負傷した被害者が、自賠責保険の後遺障害認定(等級14級)を不服として提訴した裁判で、主張どおり併合11級の後遺障害が認められた事例

(平成30年1月12日札幌地裁判決/出典:ウエストロー・ジャパン) 関係車両 バイク(大型自動二輪車) 対 四輪車(普通乗用自動車)   事故の状況 事故現場となった道路は13メートル幅の幹線道路。バイクは交差点を右折後、幹線道路に進入したが、そこに路外の駐車場から出てきて右折進行しようとしていた乗用車がいたため、衝突し、右に転倒した。   けが(傷害 続きを読む >>

【バイクの交通事故判例⑭】バイクが加害車両の後方から同方向に進行中、衝突し、大腿部の瘢痕(後遺障害14級)が残った37歳女性のケース

(平成23年12月13日京都地裁判決/出典:交民 44巻6号1584頁) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用自動車   事故の状況 事故現場は、片側一車線の直線道路(中央線が黄色実線)。加害車両は、対向車線を右折して飲食店の駐車場に入るつもりで、右ウインカーを出しながら中央線に接近した位置で、赤信号待ちをしていた。青信号に変わったので、右折を開始したところ、直後 続きを読む >>

<< 前の記事を見る 次の記事を見る >>
トップへ