バイク事故判例

【バイク事故判例㉑】直進中のバイク同士の出会い頭衝突事故により高次脳機能障害の後遺症が残った被害者(40代男性)に関し、被害者過失を2割と判断し、被害者の子らの慰謝料請求を否定した事例。

(令和3年1月20日大阪地裁判決/出典:交民54巻1号106頁等) 関係車両 バイク(原動機付き自転車) 対 バイク(普通自動二輪車)   事故態様 事故現場は、南北道路と東西道路が交差する信号機のない交差点。被害者は原動機付き自転車の運転者。南北道路には一方通行規制がされていて、一時停止の標識があり、路上には停止線が引かれ、「止まれ」の標示があった。制限速度は時速20km 続きを読む >>

【バイク事故判例㊲】信号待ちで停止中のバイクに後続のタクシーが追突した事故で、タクシー側が債務不存在確認請求訴訟を提起したのに対し、バイク側が反訴を提起して損害賠償金を請求したが、反訴請求が棄却された事例

(令和5年 2月15日東京地裁判決/出典:ウエストロー・ジャパン) 関係車両 バイク(原動機付自転車)、タクシー(普通乗用自動車)   事故態様 バイク、タクシーの順でそれぞれ信号待ちで停車していたところ、タクシーのブレーキが緩んでバイクの後部に追突した。   けが(傷害) 頚椎捻挫及び腰椎捻挫   事故後の経過 バイク運転者(被害者 続きを読む >>

【バイク事故判例⑥】バイク走行中、交差点を右折した際、対向直進車と衝突し、股関節の機能障害(後遺障害12級)が残った28歳女性のケース

(平成26年 7月 1日京都地裁判決/出典:自保ジャーナル1934号111頁等) 関係車両 バイク(自家用原動機付自転車)vs普通乗用車   事故の状況 青信号で交差点に進入し交差点を右折しようとした原付バイクが、同じく青信号で交差点に進入してきた直進自動車と衝突した。原付バイクの運転者(被害者)は、原付バイクから投げ出され、路上で転倒した。 けが(傷害) 右大腿骨骨頭 続きを読む >>

<< 前の記事を見る 次の記事を見る >>
トップへ