過失割合

【解決事例】反対車線側の駐車場に入ろうと停止中、後退してきた車に衝突された事故 ―裁判で 被害者に過失なしとされた事例 ―

被害者 20代男性(会社員)   傷病名 外傷性頸部症候群、腰椎捻挫(後遺障害なし)   事故の概要 片側2車線道路の第2車線を走行していた被害者は、反対車線沿いの駐車場に入るため、右折ウィンカーを点滅させて第2車線上に停止していました。   その際、駐車場から後退しながら出てきた車があり、被害者はその動きを確認して停止していたところ 続きを読む >>

【高齢者の交通事故判例⑦】自転車で道路を横断中の91歳女性が、81歳男性が運転する乗用車に衝突され死亡した事故について、被害女性に4割の過失が認定された事例

(令和4年5月18日名古屋地裁判決/出典:自保ジャーナル2132号120頁)   事故状況 事故現場は、交差点に近い片側1車線の中央線(黄色)が引かれた道路で、交差道路との関係では優先道路にあたる。   現場付近の防犯カメラ映像によると、被害女性は、路外の駐車場から自転車で優先道路に向かい発進し、道路手前の歩道上で優先道路の状況を確認しただけで、その後は道 続きを読む >>

【バイク事故判例㊶】合図なしの車線変更車に衝突されたバイクは無過失!請求額どおりの高額賠償が認められた事例

判決の概要 片側2車線の道路で、第1車線を走行中のバイクが、合図なしに車線変更してきた自動車に衝突され、転倒した事故です。   本件では、被害者であるバイクの運転者には一切過失がない(過失割合ゼロ)と判断され、後遺障害(併合10級)に対する逸失利益など、請求どおり3,477万円余の賠償金支払いが認められました。   裁判所: 京都地方裁判所 令和6 続きを読む >>

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