高齢者の交通事故判例
【高齢者の交通事故判例⑯】高齢者の交通事故と既往症|素因減額は認められても後遺障害慰謝料は減額されなかった事例
判決の概要 75歳の高齢者が被害者となった交通事故で、既往症(糖尿病由来の慢性腎臓病等)の影響により治療が長期化した事案です。裁判所は、入通院に関する損害(治療費や入通院慰謝料など)については30%の素因減額を認めた一方、後遺障害そのものには既往症の影響を認めず、後遺障害慰謝料は減額しませんでした。 高齢被害者の交通事故において、既往症がどこまで損害賠償額に影響するのか 続きを読む >>
【高齢者の交通事故判例①】高齢者が横断禁止道路を横断中、右側から進行してきた普通貨物自動車と衝突した事故で、高齢者の過失割合が20%とされた事例
(平成29年6月27日大阪地裁判決/出典:交民 50巻3号796頁) 事故の状況 現場は,片側2車線,車道幅員16.6メートルの国道2号線(制限速度は50㎞/hで、歩車道が区別され、中央分離帯の上に高さ0.7メートルの防護柵があった)。 被害者は、前方右側の道路の安全を十分に確認せずに横断を開始し、急ぐことなく、右側も見ずに通行したところ、第2車両通行帯を走行してきた 続きを読む >>
【高齢者の交通事故判例②】横断歩道がない道路を横断中の高齢者にタクシーが衝突した事故で、タクシーと被害者の過失割合が問題となり、被害者過失が5%とされたた事例
(令和2年6月18日大阪地裁判決/出典:交民53巻3号736頁) 事故の状況 タクシーは、片側1車線の道路を北から南に向かい直進中、カーナビゲーションの画面に視線を移して脇見しながら進行し、進路前方を右(西)から左(東)に横断していた高齢者に自車を衝突させた。 年齢 91歳(男性) けが 骨盤多発骨折等 入院等の期間 2日 続きを読む >>







