判例紹介

【バイク事故判例①】バイク直進中、右折車と衝突し、手・足に機能障害や疼痛(後遺障害併合10級)が残った40代男性のケース

(平成29年12月27日京都地裁判決/出典:交民 50巻6号1597頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vsトラック(普通貨物自動車)   事故の状況 交差点を直進中のバイクと右折トラックとの衝突。 トラックは、前方にバイクを認めたが、先に交差点を通過できるものと思い発進。ところが、実際にはバイクとの距離が近かったためバイクより先に交差点を通過できず、トラック前部を 続きを読む >>

【バイク事故判例⑰】山間道路を2人乗りで走行中、剥離したコンクリート片を跳ね上げ、バイクが損傷。転倒を回避した際に、左手TFCC損傷の傷害を負ったとして、道路を管理する県を被告として訴訟提起したが、県の責任は認められたものの、TFCC損傷との因果関係は否定されたケース

(令和 3年9月1日大阪地裁判決/出典:自保ジャーナル 2110号145頁) 関係車両 バイク(普通自動二輪車250cc)   事故の状況 事故現場は、アスファルトコンクリート舗装された山間部の国道。左ヘアピンカーブの登り坂を2人乗りで走行中、道路の中央から右の部分の舗装の一部(縦約0.3㍍、横約0.2㍍、高さ約0.1㍍)が剥離した状態になっていた為、当該コンクリート片の上 続きを読む >>

【バイク事故判例②】バイクで直進中、転回車に衝突され(過失ゼロ)、顔面に醜状障害(後遺障害12級)が残った19歳男性のケース

(令和 2年 2月21日東京地裁判決/出典:自保ジャーナル2073号34頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用車   事故の状況 バイクが片側3車線の第2車線を直進していたところ、転回禁止場所において、加害車が左側の第1車線から転回を開始し、バイクに衝突した。   けが(傷害) 右尺骨茎状突起骨折、左眼窩底骨折、左眼窩吹き抜け骨折、顔面挫 続きを読む >>

<< 前の記事を見る
トップへ