【弁護士コラム】自分のこと(恩師の一言)
私は、東京で一番のマンモス女子校として知られていた共立女子という中高一貫校で中高時代を過ごしました。
授業の始めの挨拶は「ごきげんよう」、お辞儀は90度、礼法の授業もある伝統校でしたが、とにかく元気でお喋りな子女が多く、いつも賑やかで、共立スズメと呼ばれていました。
その中で私は、クラスメートの明るさ、活発さに圧倒されてしまい、おとなしく、内向的だったと思います。
毎日、重たい学生鞄を提げて、満員電車に乗って都心へ通学していたので、それだけで大変でした。
部活はテニス部でしたが、熱中するわけでもなく、定期テストは一夜漬けで乗り切り、将来の希望も特になく、ボンヤリ過ごしていました。
自分がどう見られているのか知ったのは進路相談の時です。
担任の先生から「小林さんは法学部が向いていると思うわ」と言われて驚きました。
自分からは「文学部で良いと思っています」と言いましたが、「小林さんは意見をハッキリ言うから法学部の方が向いている」と言われました。
その後、紆余曲折を経て、法律家の道に進むことになったので、このときの恩師の一言が私の可能性を開いてくれたと感謝しています。
大学に入ると、帰国子女によく間違えられました。
私がイメージする帰国子女は、個性が強く、自分の考えをハッキリ言う人達です。
どうも私は、人から見ると、典型的な日本人気質ではないのかもしれません。
(写真は2025.4.17オフィスタワー入口)
【2025年4月18日最終更新】
執筆者:渋谷シエル法律事務所 弁護士小林ゆか
ただ、ヤナセでは、「下取りして欲しいと言われても・・・値は付きませんよ。」と言われました。
なぜでしょう? 文化だな~と思いましたが、日本で赤のベンツを乗る人は少ないとか、赤のベンツを選ぶ人は限られているといわれました。まして私が発注したのは右ハンドル車だったため、外車を選ぶ人は左ハンドルを好むので、その意味でも右ハンドル車は需要が少ない。と言われたものです。
ですが、私は少なくとも10年は乗り続けるつもりだったので、気にせず購入を決めたのでし た。購入費用は、日本車の高級車より少し高い程度でした。
私は当時、まだ弁護士になっていませんでしたが、家業の不動産会社を継いで社長業をしていたた め、退職金代わりに、オートローンを会社名義で組み、購入したのでした。
依頼者からのプレゼント

これは正義の女神テミスを型どった手作りのプレゼント、依頼者の奥様から頂きました。
奥様はご結婚前は弁護士を目指して司法試験の勉強をしていたので、裁判制度にも造詣が深く、ご自分なりにデザインしたテミス像をお贈り下さったのだと思います。
私が良く見てきたテミス像は弁護士会に飾られた銅製のもので冷たい感じがしますが、それに比べると柔らかで人間的でホッとします。
テミス像の天秤は、法に基づく公正・公平さを、剣は力を表しているそうですが、私の目には、この手作りのテミス像は、理不尽に傷つけられた夫と健気に父親を支えようとする幼い我が子を必死で守ろうと立ち向かって行く奥様自身の姿に映ってなりません。
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