【弁護士コラム】その④ 車の色で感じたヨーロッパ文化
その後、ヨーロッパ旅行に出掛けた際、イギリスのロンドンで、何台か自分と同じ真っ赤なベンツを見かけましたが、驚いたことに、いずれも白髪のお爺様が運転していました。
これにはビックリしましたが、一緒に見ていたJALのパイロットさんが言うには、「そうですよ。日本と違って、ヨーロッパでは、年配の人程、派手な色を好むんです。生き生き見えませんか?すてきな文化ですよね。」と解説してくれました。
確かに運転していた年配の男性は洒落ていて、生き生きと若く見えました。外国の人は洋服も、年配の方ほど、綺麗で派手な色を好むようですが、着ているご本人も気分が明るくなるでしょうし、見ていても大変若々しく綺麗に見えるものです。文化の違いですね。
Part1 公認会計士になろう!
今年(2018年)の4月、長く拝命していた東京家庭裁判所の調停委員を退任して時間が出来たのを機に、ふと、公認会計士になろうかな?と思い立ち、良い受験予備校を探さねばと、知り合いの会計士等に相談したところ、「色々あるけど小林先生のオフィスが入っているビルの裏にTACの渋谷校があるのでは?」と言われてびっくり。
そう言えば、確かに「資格の学校TAC」と書かれた巨大な赤看板が掲げられておりました。人間って興味がないものは目に入らないのだ。と我ながら呆れつつ、善は急げと渋谷校の門を叩きました。といってもエレベータで5階の受付に行っただけですが、受付では「S田さん」という若い男性が対応してくれました。
この「S田さん」、最近まで事件の相手方だった切れる若手弁護士「S田」と同じ名前だったので、一瞬不快な思い出が蘇りましたが、気を取り直して色々聞くと、弁護士資格を持っている(=司法試験の合格証書を持って行く)だけで試験科目のうち民法と企業法が免除+短答試験も免除=受講料も免除されるのだそうで、WEB通信1年コースだと、通常60万円~70万円の受講料が45万円程に減額されるとのこと。
日本の弁護士資格は万能の資格と言われるだけあって、受験が必要な公認会計士資格でもこんなに優遇されているのか!と、無知を恥じつつ有難さに浸り、そういうことならば弁護士は皆、会計士試験も受験して会計士資格も持てば良いのに!と、このときは本当にそう思いました。その後、そんな思いは吹き飛ぶのですが・・・。その点はまた後日。(続く)
では、そんなにお気に入りだった愛車をなぜ手放したの?と思われるかもしれませんが、さす がに17年も乗り続けると、司法研修所で真っ赤なベンツを知っていた同期の弁護士に、「まだ同じ車に乗っているの?」と言われたり、自分でも、もう寿命だ ろうな。と感じたりたことが切っ掛けでした。
例えば、少しメンテナンスをさぼると、消耗品のリートが不具合を起こし、急にウインカーが出なくなったりしたため、怖くなってしまったのです。
それに、仕事上、交通事故の案件を多く扱っているので、ちょっとしたことで簡単に交通事故被害を起こすことを痛感していた事も大きかったです。 いつ事故に遭うかもしれないという不安を抱えながら運転を続けることに気疲れしてしまったのだと思います。
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