【弁護士コラム】2026年、裁判所が変わる! — 民事裁判のIT化がいよいよ本格始動 —

あけましておめでとうございます。

 

新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

本年は、私たちの司法の世界でも歴史的な一歩を踏み出す年となります。

 

すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、2026年(令和8年)5月までに、民事訴訟制度のIT化が本格的にスタートします。

 

「紙とハンコ」から「オンライン」の時代へ

これまでの裁判手続きは、膨大な書類を印刷し、裁判所へ直接持参するか郵送するのが一般的でした。しかしこれからは、インターネットを利用して、訴えを起こしたり、書面を提出したりすることが可能になります。

 

特に、私たち弁護士が訴訟代理人として手続きを行う場合には、原則としてインターネットを利用することが法律で義務付けられることになります。

 

IT化によって期待される「迅速化」と「合理化」

この制度改正により、主に以下の2つの効果が期待されています。

 

• 手続の迅速化 書類提出がオンラインで完結するため、郵送に伴うタイムラグがなくなります。情報のやり取りがリアルタイムになることで、審理全体のスピードアップが図られます。

 

• 手続の合理化 Web会議システム等の活用により、場所の制約に縛られない柔軟な審理が可能になります。書類のデータ管理と併せて、より無駄のない効率的な手続の進行が期待されています。

 

より身近で、頼れる司法を目指して

デジタル技術の導入によって、司法の手続きはより現代的でスムーズなものへと生まれ変わります。

 

当事務所でも、この新しいシステムを最大限に活用し、これまで以上に迅速かつ丁寧なリーガルサービスを提供してまいります。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

(セルリアンタワー・オフィスタワー入り口/2026年1月7日撮影)

 

【2026年1月8日更新】
執筆者:渋谷シエル法律事務所 弁護士小林ゆか

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