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    【解決事例】信号無視の自動車に衝突され骨盤骨折等の傷害を負い、後遺障害等級12級の認定を受け示談が成立した事例

    事例

    自家用車を運転中、信号無視の自動車に衝突され、骨盤骨折等の傷害を負い、直ちに弁護士依頼。その後、1年以上の治療期間を経て症状固定。股関節の可動域制限に対して後遺障害等級12級の認定を受け、示談が成立した事例。

     

    被害者

    50代女性(主婦)

     

    経過

    事故直後から弁護士相談。

    事故後、入院、通院を合わせて1年半以上の治療を経て、症状固定。股関節の可動域制限の残存症状に対して「1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの」として、後遺障害等級12級が認定された。

    認定後は、相手保険会社との間で1000万円強の支払を受けることで早期に示談が成立した。

     

    ここでは、交通事故被害によって、高次脳機能障害を負った方の解決事例をご紹介させていただきます。

    高次脳機能障害の解決事例一覧

    No 事件の内容
    1 高次脳機能障害の後遺障害が残った被害者について、自賠責保険では5級2号の認定であったが、裁判で3級が認められた事例

     

    被害者

    40代男性(会社員)

     

    加害者

    自転車(ママチャリ)を運転中の主婦

     

    経過

    被害者は、勤務先から帰る途中、歩道上を歩いていたところ、歩道前方を、自転車(いわゆるママチャリ)が走行してきた。

    歩道は狭かったので、被害者は、自転車が一旦停止して道を譲ってくれると思ったが、自転車は停止しないばかりかスピードを落とすことなく、勢いよくすれ違い、その際、自転車のハンドルが被害者の肘や腕に激突し、被害者は後ろに仰け反りながら転倒してしまった。

    自転車はそのまま走り去ろうとしたが、被害者が必死に大声を上げて呼び止めたため、停止した。
    被害者はその場で、なぜ逃げたのかと加害者に詰問したが、加害者は、衝突したとは思わなかった等と不誠実な態度を取り続けたため、被害者は激怒し、保険会社との交渉も拒否し、厳罰を求めて刑事告訴まで行った。

    被害者は、約1年間通院治療を続けたが、頸~腕~手先にかけての痺れや痛み、手に力が入らない状態は改善せず、このため、労災保険に後遺障害の申請を行い、労災保険で後遺障害12級の認定を受けた。

    治療中から弁護士相談。

    当初から提訴を希望していたため、希望に添う形で、示談を拒否し、加害者に対して損害賠償請求訴訟を起こした。

    提訴後1年半が経過し、訴訟上の和解が成立し、終了した。
    和解金は約1600万円。

     

    本件の特徴

    ① 自転車の危険性が現実化したケース

    被害者はスポーツで身体を鍛えていた体格の良い男性でしたが、衝突時の衝撃は大きく、自転車のハンドルが肘や腕を直撃したことで、身体が大きく後ろに仰け反り、その瞬間、首~腰~足首にまで衝撃が走り、治療を続けても治らず、重篤な症状が残ってしまいました。

    その結果が賠償額にも反映され、高額の賠償金が支払われる事になりました。

    ② 自賠責保険の適用なし

    加害車両は自転車だったため、自賠責保険は使えませんでした。
    もっとも自分の労災保険が使えたので、治療費の支払いも労災保険から受けることができ、後遺障害の申請も労災保険に行い、認定を得ることができました。
    自転車に衝突された場合、自賠責保険はもとより労災保険も使えないケースがある事を考えると、不幸中の幸いでした。

    ③ 加害者が個人賠償責任保険に加入していた

    自転車は自動車と違い、任意自動車保険に加入していないため、加害者自身に資力がないと、支払いを得られないケースがありますが、このケースでは、偶々、加害者が個人賠償責任保険という損害保険に入っていたため、損害保険会社から、高額な賠償金(和解金)を支払って貰う事が出来ました。

    大変お気の毒な事故でしたが、加害車が自転車だったにもかかわらず、恵まれていたと思います。

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