【弁護士コラム】被害者ノート

「途切れない支援を被害者と考える会」が作ったノートです。

犯罪被害に遭われた方に向けて、刑事手続きや、支援先の情報、心のケア等の必要な情報を纏めた冊子で、被害者の方にとっては大事な記録を残すためのノートでもあります。2014年に新聞やテレビで取り上げられました。

 

当事務所でも、必要と思われる方にお渡しするようしています。
 

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『被害者ノート』は犯罪の被害者に無料で郵送しています。
詳細は同会にメール(nakanobenkyokai@yahoo.co.jp)でお問い合わせください。
増刷のための助成金や寄付金も募集しています。

新型コロナ感染症による緊急事態宣言後、交通量が減少し、交通事故の数も減少したとか、自転車通勤や出前の配達が増え、自転車事故やバイク事故が増加したなどと言われますが、私の実感として、最も大きな変化は、後遺症の認定に関する変化です。

 

つまり、緊急事態宣言より以前は、特別な問題がなければ、全件、後遺症の申請から1ヶ月~1.5ヶ月後には認定結果が出ていました。しかし、東京に一回目の緊急事態宣言(2020年4/7~5/25)が出た後は、長いケースでは、3ヶ月あるいはそれ以上経って結果が出るといった具合に、2倍~3倍の時間が掛かるようになりました。

 

原因は、認定機関における事務の渋滞でしょうが、被害者にとっては、大きな問題です。早く示談で解決したいと思っても、後遺症の認定結果が出るまでは示談交渉を開始出来ません。認定結果がいつ出るかも分からないのでは、イライラが募るばかりです。

 

私のように後遺症認定申請の代理を行う同業者の中には、特に、検査で異常所見が出にくい頸椎捻挫や腰椎捻挫(むち打ち症)のケースで、3週間足らずで非該当(=後遺症に該当しない)の結果が出るケースが増えたという人もいます。

 

コロナ後は、被害者の方は医療機関への通院を控える事が多くなり、その結果、治療の外観がないと判断される傾向があるのかもしれませんが、もしそうだとしたら、コロナ禍における通院の実情を無視した認定と言わざるを得ません。

 

非該当だった場合は、異議申立をすれば良いのですが、最近は、むち打ち症等の軽症の方には、「コロナ以降、後遺症の認定は厳しくなっています。」と言うようにしています。

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こんにちは小林ゆかです。ホームページをご覧頂き有り難うございます。
 
職業柄、ネット上に自分の写真や動画をアップすることには長年抵抗がありましたが、相手の顔が見えることは初めての方にとっては大変な安心材料になると思い、2012年に初めて、顔の見えるホームページを立ち上げました。
 
以来、多くの交通被害者の方と直接向かい合う中で、支援の幅を広げる必要を感じ、この度、ホームページをリニューアルすることにいたしました。

 

弁護士に依頼することで適正な賠償金を得られることは、当然です。リニューアルにあたっては、賠償金の問題に加えて、被害者の方に必要な周辺分野の支援も打ち出しました。
 
私の考えや性格も伝わるようにコラムも充実させました。
 
さらに被害者ノートなど、皆様にお知らせしたい情報も盛り込みましたので、ご覧下さい。

お気軽にお問合せ下さいませ

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