新着情報

【バイク事故判例②】バイクで直進中、転回車に衝突され(過失ゼロ)、顔面に醜状障害(後遺障害12級)が残った19歳男性のケース

(令和 2年 2月21日東京地裁判決/出典:自保ジャーナル2073号34頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vs普通乗用車   事故の状況 バイクが片側3車線の第2車線を直進していたところ、転回禁止場所において、加害車が左側の第1車線から転回を開始し、バイクに衝突した。   けが(傷害) 右尺骨茎状突起骨折、左眼窩底骨折、左眼窩吹き抜け骨折、顔面挫 続きを読む >>

【バイク事故判例①】バイク直進中、右折車と衝突し、手・足に機能障害や疼痛(後遺障害併合10級)が残った40代男性のケース

(平成29年12月27日京都地裁判決/出典:交民 50巻6号1597頁等) 関係車両 バイク(普通自動二輪車)vsトラック(普通貨物自動車)   事故の状況 交差点を直進中のバイクと右折トラックとの衝突。 トラックは、前方にバイクを認めたが、先に交差点を通過できるものと思い発進。ところが、実際にはバイクとの距離が近かったためバイクより先に交差点を通過できず、トラック前部を 続きを読む >>

バイク事故の被害の特徴(警視庁の統計から)

バイク(オートバイ、二輪車、原動機付自転車、単車)に乗車中の事故は、ヘルメット以外に身体を守るものがないため、重症化しやすいです。   警視庁の交通事故統計(2020年中)によると、最悪の結果を招く原因となる損傷主部位は、頭部、胸部、腹部が大部分を占めるそうです。また、死亡事故の25パーセントで、事故時にヘルメットが脱落していたそうです。   このため、 続きを読む >>

【弁護士コラム】コロナと民事裁判のIT化

民事裁判は、令和2年の2月から、手続きの一部がWEB会議で行われるようになりましたが、コロナ禍でWEB会議の利用が加速したように思います。   東京地裁に出向いても、以前と違って、閑散としています。   多くの裁判体で、出頭方式からWEB会議方式に移行した結果と思われます。   諸外国では、アメリカ、中国、シンガポール、韓国等で、既 続きを読む >>

【弁護士コラム】新型コロナと後遺症認定

新型コロナ感染症による緊急事態宣言後、交通量が減少し、交通事故の数も減少したとか、自転車通勤や出前の配達が増え、自転車事故やバイク事故が増加したなどと言われますが、私の実感として、最も大きな変化は、後遺症の認定に関する変化です。   つまり、緊急事態宣言より以前は、特別な問題がなければ、全件、後遺症の申請から1ヶ月~1.5ヶ月後には認定結果が出ていました。しかし、東京 続きを読む >>

【弁護士コラム】高齢の方の事故

高齢社会となり、65歳以上の高齢者が被害者となるケースも良く見られるようになりました。「お客様の声」にコメントを寄せて下さった「60代女性A.M様」もそのお一人です。   この方は、新車を購入直後に追突事故に遭って、当初は、物損示談のご相談だけでした。お怪我については、「毎日リハビリに通っているので直ぐに治ると思います」と仰っていたのですが、頸~腰の痛みや頭痛といった 続きを読む >>

【解決事例】追突事故の被害者が後遺障害等級14級の認定を受け、交通事故紛争処理センターの審査会審査を経て、当初の示談提示額の約15倍の賠償金を得た事例

被害者 50代男性(公務員) 後遺障害 併合14 事故態様 運転中、赤信号で停止中、後続車に追突され、頸椎捻挫、腰椎捻挫、左肩・両股関節捻挫、外傷性頸部症候群の傷害を負った。   経過 事故後、整形外科で通院治療を受けていたが、他疾患のため2ヶ月入院し、退院後、事故による治療を再開しようとしたところ、相手保険会社から治療費の支払いをストップされた。 ↓ そ 続きを読む >>

【解決事例】競技用自転車で走行中の衝突事故。後遺障害14級が認定され、示談で解決した事例

被害者 50代男性(会社員)   事故態様 自転車競技会(ロードレース)に参加するため、競技用自転車で練習走行中、後方からやってきた四輪自動車に衝突され、自転車ごと転倒。全身打撲の他、頸椎・腰椎捻挫の傷害を負った。   後遺障害 14級9号 経過 全身打撲による痛みのため、整形外科に通院しながら接骨院でも治療を受けていた が、加害者の保険会社から治療 続きを読む >>

【解決事例】歩道上で自転車に衝突された事故。 歩道上を歩いていたところ、前方から走行してきた自転車に衝突され、右前腕打撲、右肘打撲、手部末梢神経障害、外傷性頸部・腰部症候群等の傷害を負った被害者が、示談を拒否し、訴訟を提起後、裁判上の和解で解決した事例。

被害者 40代男性(会社員)   加害者 自転車(ママチャリ)を運転中の主婦   経過 被害者は、勤務先から帰る途中、歩道上を歩いていたところ、歩道前方を、自転車(いわゆるママチャリ)が走行してきた。 歩道は狭かったので、被害者は、自転車が一旦停止して道を譲ってくれると思ったが、自転車は停止しないばかりかスピードを落とすことなく、勢いよくすれ違い、そ 続きを読む >>

【弁護士コラム】新型コロナと自転車事故

最近、新型コロナ感染症の影響により、混み合った電車通勤を避けて、自転車通勤を選ぶ人が増えています。 私の知り合いにも、「自宅から近いから」と言って、渋谷のオフィスまで、毎日、自転車で通勤している人がいます。   ですが、自転車は、便利な反面、交通事故に遭う可能性が高いので、要注意です。   以前のコラムでも、自転車事故は、転倒を伴うため、「ひどい場 続きを読む >>

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