新着情報
【解決事例】後遺障害非該当の自賠責保険の判断に対し異義申立を行い、2度目の異義申立により、漸く後遺障害が認定され、示談成立となった自転車事故の事例
被害者 30代女性 事故態様 自転車で横断歩道を直進中、右折してきたタクシーに衝突され、自転車ごと左側に転倒した。 傷病名 左鎖骨骨折、頸椎・腰椎捻挫、両足(膝)打撲等 治療の経過 事故後、救急搬送先の病院で骨折の手術を行い、退院後はリハビリ治療を続けたが、腰部の疼痛と痺れ、足(膝)の疼痛はなくならず、事故後約8ヶ月経過後に 続きを読む >>
【弁護士コラム】民法改正 その2
■中間利息控除 死亡や後遺障害による逸失利益等(将来の利益)、将来の介護費用等(将来の費用)については、損害額の算定に当たって中間利息(その利益を取得すべき時までの利息相当額)を控除しますが、従前、その利率は年5%とされていました(最高裁第三小法廷平成17年6月14日判決)。 この点につき、改正民法(平成29年法律第44号。令和2年4月1日施行)は、中間利息控除に関する 続きを読む >>
【弁護士コラム】民法改正 その1
民法改正 ● 民法改正(債権法改正) の民事交通事故実務への影響 平成29年5月26日に、民法の債権関係規定を見直す法律(民法の一部を改正する法律・平成29年法律第44号)が成立し、令和2年(2020年)4月1日に施行されました。 このうち交通事故への影響が大きいのは、次の改正です。 ■ 法定利率の見直し 法定利率とは 利息が発生する権利関係 続きを読む >>
弁護士紹介
1)自己紹介 前職は不動産業です。父が他界し会社を引継ぎました。そして、その年に司法試験に合格しました。父という後ろ盾を失い背水の陣で挑んだ結果でした。 当時は、霞ヶ関の人事院前で合格発表があったので、仕事を終え夕方に霞ヶ関に行き、そのときの写真が偶々新聞に載りました(写真は笑顔ですが、苦労した末の合格だったため喜びの感情はありませんでした)。   続きを読む >>
【解決事例】自転車と右折自動車との非接触事故。自転車は自動車との衝突を回避すべく咄嗟に身体を捻り腰椎捻挫等の怪我を負ったが、約4ヶ月後に示談で解決した事例
被害者 50代男性(会社員) 事故態様 片側一車線の道路を自転車で直進中、前方交差点が青信号だったので、交差点に進入したところ、対向車線にいた普通乗用車が急に右折してきたため、咄嗟に、車と逆方向に身体を捻りながらハンドルを切り、衝突を回避した(右足で踏ん張り転倒も回避した)。 傷病名 腰椎捻挫、頸椎捻挫。 治療経過 急激に身 続きを読む >>
【高齢者の交通事故判例⑤】道路を横断中、警察車両(オートバイ)に衝突された83歳男性が損害賠償を求めて提訴した事例
【2023年3月29日更新】 (平成31年3月1日京都地裁判決/出典:交民52巻2号273頁等) 事故の状況 事故現場の道路には、横断歩道はなく、近くに交差点もなかった。道路上にはトラックが停止中で、トラックの物陰から、原告(被害者)が道路に出てきたところ、直進してきた被告車(オートバイ)に衝突された。 けが(傷害) 肝破裂、右副腎損傷、両側肺 続きを読む >>
【バイク事故判例㉔】バイク走行中、四輪車に接触・転倒し、6級後遺障害を残した79歳女性(薬局経営)が、685万円余りの支払を求めて提訴したが、既払い金により原告の損害は全て填補されているとして請求が棄却された事例【2023年3月17日更新】
(令和3年12月21日京都地裁判決/出典:自保ジャーナル2118号62頁) 関係車両 バイク(原動機付き自転車) 対 四輪車(普通貨物自動車) 事故態様 片側一車線道路を同一方向に進行中のバイクと四輪車の接触事故。前方道路の中央線付近を低速で走行していたバイクを後方からきた四輪車が追い抜き、その際、バイクが四輪車の後方に接触し転倒した。 けが(傷害 続きを読む >>
弁護士費用
弁護士費用特約がついていない方 プラン プラン1 プラン2 総合解決プラン 示談交渉(単体)プラン プランの選び方 後遺症の認定から示談交渉の全過程を任せたい方 後遺症認定後賠償金の提示を受けた方 ① 後遺障害(等級)に関する調査・検討 ○ - ② 診断書・レセプト等の医証及びその他資料の取付け ○ - 続きを読む >>
【バイク事故判例㉓】赤信号で停止中の追突事故により、後遺障害等級併合14級の認定を受けた被害バイクの運転者(60代男性)が、既払い金控除後の損害賠償金として2,000万円の支払を求めて提訴した事案に関し、270万円余りの支払を命じる判決が下された事例【2023年2月21日更新】
(令和3年5月19日東京地裁判決/出典:自保ジャーナル2102号58頁) 関係車両 バイク(普通自動二輪車) 対 四輪車(普通乗用自動車) 事故態様 赤信号で停止中のバイクに自動車が追突し、バイク運転者は衝突地点から約10メートル飛ばされて路上に倒れ、バイクは約13メートル前方まで滑走し停止した。追突車の運転者は飲酒運転で、事故後、救護義務・報告義務を果たさずに事故現場 続きを読む >>
休業損害Q&A 【2023年2月7日更新】
交通事故の被害者の方から良く受ける質問や、交通事故裁判で争点となる問題のうち、休業損害について、Q&Aに纏めてみました。 目 次 総論 Ⅰ 休業損害が発生する場合 Ⅱ 休業損害の計算方法 Ⅲ 休業損害の請求に必要な書類 各論(被害者の属性による場合分け) Ⅰ 給与所得者(会社員、公務員、ア 続きを読む >>